日商簿記3級 講習会 | CONetブログ~11月に向けて頑張りましょう!~

 

第3回・4回目の講義お疲れ様でした!

  • 投稿者 : itoh
  • 2018年9月11日 10:00 AM

■ 第3回目の講義お疲れさまでした。 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

第3回目の講義の主要なテーマは以下の通りです。
(1)小切手の処理
(2)約束手形
(3)諸掛り

まずは小切手。
小切手は「誰が作ったか」に着目してください。
他人が作った小切手は、銀行に持ち込めば通貨に替えてもらえるので「現金」として処理。
自分が作った小切手は、小切手を受け取った人が銀行に持ち込めば自分の当座預金口座からお金が引き落とされて支払われるので「当座預金」を使用する。
問題文をしっかりと読んで誰が作ったのかを確認してから仕訳を考えるようにしてください。

次は、手形を学習しました。
手形攻略のキモは「債権」「債務」の関係を意識することにあります。

手形を受け取った人は、後で手形代金をもらえるわけですから、「受取手形」という資産(債権)を計上します。
と、いうことは、必ず手形代金を支払うべき人がいるはずです。
この手形代金を支払うべき人は「支払手形」という負債(債務)を計上することになります。
問題文をしっかり読んで、後でお金を受け取れるのか(もしくは支払うのか)を判断するようにしてください。

まずは約束手形。
これは振出人が支払人になりますので、支払手形で処理します。
一方、名宛人(宛名のところに書かれている、○○殿の部分に入る人・商店ですね)は受取人になりますので、受取手形で処理します。

次に、裏書きです。
裏書きは、「持っている権利を他人に渡すことなのだ」という点が大切です。
従って、裏書時に「受取手形」を減らす処理をしてください。

最後に諸掛りです。諸掛りは当店と先方のどちらが負担するかによって処理が変わってきます。
当店が負担するときは、経費(費用)となります。
なお、仕入諸掛りと売上諸掛りでは諸掛りの処理は変わってきますのでご注意ください。
先方が負担するときは、後ほど立て替えた諸掛りを請求することになりますので、立替金(資産)勘定を使って処理します。

 

■ 第4回目の講義お疲れさまでした。 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

第4回目の講義の主要なテーマは以下の通りです。
(1)商品有高帳
(2)小口現金
(3)当座借越
(4)貸付け・借入れ
(5)手形の割引
(6)商品券

まずは、商品有高帳。
ここは「払出」欄の「単価」がポイントです。決して「売価」は書かないように!商品有高帳では「いくらで買った商品が」払い出されたのかが知りたいのですから「いくらで売れたのか」は不要な情報となります。

次に小口現金は、小口現金出納帳への記入が重要です。
こちらは「内訳欄」が一番大切です。試験ではここに点数がきます。
支払内容が経費のどの勘定に該当するのか判断できるようにしておきましょう。

3つめは当座借越。
ポイントは、「残高を意識する」ことです。
二勘定制では、当座預金残高を超えて当座預金をマイナスすることはできませんし、当座借越(負債の勘定ですね)残高があるときは当座借越勘定がゼロになって始めて当座預金を増やすことができるのだという点を意識しましょう。

貸付け・借入れは、「債権」「債務」の関係を意識しながら丁寧に押さえていくことです。
債権は、「~してもらえる権利」ですから、資産として増えれば借方、減れば貸方に計上します。
債務は、「~しなければいけない義務」ですから、負債として増えれば貸方、減れば借方に計上することになります。
お金を貸した場合は「債権」が発生し、借りた場合は「債務」が発生しますね。

また、借用証書の代わりに手形を使って貸付け・借入れを行ったときは、「貸付金(もしくは手形貸付金)」「借入金(もしくは手形借入金)」で処理します。
間違っても受取手形や支払手形を使わないように!

手形の割引は、3回目の「裏書き」と考え方は同じです。
金融機関に手形債権を買い取ってもらうことが割引なので、受取手形の減少として扱います。

最後の商品券。
商品券は、券面額(商品券に書かれている金額ですね^^)相当の商品を引き渡す義務なので負債になります。
あくまでも商品券を発行している立場で処理を考えるようにしてください。

 

朝晩は涼しくなって急に秋が来たようです。
体調管理をしっかりなさってくださいね。

 

公認会計士・税理士/伊藤弥生

 

第1回目の講義、お疲れさまでした。

  • 投稿者 : itoh
  • 10:00 AM

こんにちは、伊藤弥生です。
第1回目の講義、お疲れさまでした。

お仕事帰りに勉強をするというのは、体力的にも精神的にも辛いことがあるかとは思います。
しかしながら、勉強を始めるときに抱いた「頑張るぞ」という気持ちを強く持って最後まで頑張って受講してくださいね。

さて、第1回目の講義のポイントは「仕訳」と「転記」です。
特に「簿記は仕訳に始まり仕訳に終わる」というくらい、簿記において仕訳は大切な作業になります。

仕訳のポイントは、「どの勘定科目が」、「増えたか減ったか」をまず考えることにあります。
初めは必ず現金がからんできますので、現金の増減を手がかりに考えてくといいでしょう。

次はその勘定科目が簿記の5要素(資産、負債、純資産、収益、費用)のどれに該当するのかを把握し、増加(もしくは減少)を右と左のどちらに記載するのかを考えます。
記載場所は、その増加が貸借対照表・損益計算書における定位置と関連づけられます。
※簿記は帳簿記入のルールです。まずは、そのルール(将棋のコマの動かし方と同じですよね^^)を面倒くさくても覚えてくださいね。

次は「転記」です。
転記は「仕訳の借方は勘定科目と同じ勘定の借方に、仕訳の貸方は勘定科目と同じ勘定の貸方に、日付、相手科目、金額を書き移す」というルールをしっかり守ってください。
※勘定記入については別途取り扱いますので、まず転記とは、「仕訳の結果を勘定に移すのだ」という考え方をしっかりと意識しておいてください。

少し長くなりますが、初回ですので、復習の仕方についても書いておきます。

まず、テキストを一読します。
これは講義を受けたらできるだけ早く取りかかります。
講義の内容を覚えている内に、今一度しっかり読み返し、内容を確認します。
※特に、講義中にマーカーを引いてくださいと指示した部分を入念に、意味を確認しながら読みましょう。

次に、問題を解きます。
特に基本例題は良い問題が揃っているので必ず解きます。
問題を解く際には初めは答えを見ずに解いてみて、分からなければテキストの該当箇所を確認したり解答を見てなぜそのようになるのかを考えるようにします。
また、良い問題は何度も解き直し、確実に身につけるようにしましょう。
(一度解いただけでは知識は定着しません)

第1回目の講義は簿記のルールをお話しし、また、ボリュームも多かったと思います。
次回以降は具体的な取引に即して仕訳の方法を繰り返し徹底的に学習していきます。
今は慣れなくて少し戸惑っている方も徐々に身についていくはずです。
※条件反射的に借方、貸方と言えるようになります^^(・・・むしろ言えるようになるまで反復して問題を解いてくださいね。)

新しいことを学ぶ楽しみとスキルアップを目指して次回の講義も受けに来てください。
次回、お目にかかれますことを楽しみにしております。

公認会計士/税理士 伊藤弥生

 

第2回目の講義お疲れさまでした。

  • 投稿者 : itoh
  • 10:00 AM

こんにちは、伊藤弥生です。
昨日の第2回目の講義お疲れさまでした。
皆さんのやる気溢れる姿勢に私自身も力をもらっています。
集中力を切らさずに引き続き頑張って勉強していきましょうね。

さて、今回の講義の主要なテーマは以下の通りです。
(1)掛けによる売買
(2)内金の処理
(3)返品・値引き

まず、掛けによる売買。
三分法では商品を購入したとき(仕入れたとき)は仕入(費用)勘定を増やし(借方!)、商品を販売したときは売上(収益)勘定を増やす(貸方!)のだという基本ルールを覚えた上で、債権・債務の関係を意識しましょう
掛けとは商品を今受け渡すが代金は今は受け渡さない、後で受け渡すという取引ですから、商品を売った側は売掛金(後で代金をもらえる権利:債権)が商品を仕入れた側は買掛金(後で代金を支払う義務:債務)が出てきます。

次に、手付金(内金)を授受する際に出てくる前払金・前受金。
注文をしただけでは、仕入や売上はたちません。あくまでも商品を受け渡したタイミングで仕入や売上が計上されることを意識してください。
それまでに渡した代金は「前払金(資産)」、受け取った代金は「前受金(負債)」で処理することになります。

3点目は返品・値引。ここではいきなり返品・値引きの仕訳を考えるのではなく、いったん仕入れたとき・売ったときの仕訳を考えてその上で仕入れたとき・売ったときと貸借の科目を入れ替える仕訳をするのだ(逆仕訳)と考えるようにすると間違わないかと思います。

今回も長くなっちゃいましたね^^;
簿記はたくさん問題を解くことによって習熟度が上がってきます。
本試験では実際に仕訳を答案用紙に書くわけですから、手が動くように・書けるようにしておかなくてはなりません。
問題を解く時間をできるだけ作ってくださいね。

公認会計士/税理士 伊藤弥生